ver 6.14.1
Ren’Pyには2つの表示モードが標準実装されています。
・ADVモード: デフォルトではこのアドベンチャーモードです。恋愛ゲーム等に見られる画面上部にキャラクター表示、画面下部に会話が表示される形式です。
・NVLモード: ノベルモード。かまいたちの夜のような画面全体に文章が表示され、背景としてキャラクターなどが表示される形式。
NVLモードへの変更についてはWikiに説明があるのでそちらを参考にされると良いと思います。
ここでは備忘録として簡単にまとめておきます。
NVLモードに変更するには scrript.rpy などに下記を付け加えます。
init python: config.empty_window = nvl_show_core # NVLモード・ウィンドウの制御を有効化 config.adv_nvl_transition = dissolve config.nvl_adv_transition = dissolve
config.empty_window を nvl_show_core に設定すると、NVLモード・ウィンドウは、トランジションを伴って表示されます。
最後の2行では、ウィンドウの表示/非表示の切り替えに使われる既定のトランジションを設定しています。
有効化することで、windowコマンドによってウィンドウの表示/非表示ができるようになります。
NVLモードでtransitionを使った場面転換をすると、ADVモードのウィンドウが一瞬表示されたりします。
デフォルトではtransition時にウィンドウを表示し続ける設定になっていますが、これをtransitionするときには
ウィンドウを消すように設定(False)すると、NVLモードにADVモードのウィンドウが出てくることはありません。
init python # トランジション中もウィンドウを表示させる場合はフラグをTrueに _window_during_transitions = False