ベントはジャケットの背中の下側にある切れ目のことで、
本来は乗馬の時に裾が流れて邪魔にならないようにしたもの。
ベントの種類
ノーベント
最もクラシックでフォーマル。タキシード等に使われる。
イタリアンスタイルに多い。
サイドベンツ
伝統的ブリティッシュスタイル。剣吊りとも言われる。
スラックスのポケットに手を入れても様になる
身体のラインを強調する(体格の良い人には似合うが太った人には不向き)
センターベント
スッキリとしたシルエット。
ポケットに手を入れた時にベントが開いてカッコ悪い。
アメリカンスタイルに多い。
フックベント
センターベント半分より下のところで鉤型にしたもの。
「鉤型ベンツ」「鉤ベンツ」ともいわれる。
アイビー調のジャケット等に多い。
ベントを開けるか開けないかは個人の好みで良い。
ダブルジャケットにはセンターベントとフックベントは使われない。
参考サイト
ジャケットのベントについて